美肌・アンチエイジングにオススメのヨガポーズ4選

こんにちは。ヨガインストラクターのMICHIKOです。

今回は、美肌やアンチエイジングに働きかけてくれるヨガのポーズをご紹介します。

忙しい日々が続くと、寝不足になったり、食生活の乱れからお肌が荒れてきますよね。

また夏の強い紫外線や、冬の乾燥、最近では乾燥は冬だけではなく、エアコンなどにより真夏なども肌の乾燥が気になるようになりました。

または、梅雨のジメジメした時期はお肌がべたついたり、季節の変わり目にはお肌が新しい季節になかなか順応できず、肌荒れが起きやすかったりします。そしてストレスも大いに関係している肌トラブル・・・。

そんなときは化粧品などの外側からのケアも大事ですが、食事を見直してみたり、ヨガで体の中からケアしてみましょう。

お肌が疲れてるなーと思ったらやってみてくださいね(^^)/

鋤のポーズ

首から背中が深く伸びるポーズ。甲状腺を刺激するため若返りのポーズともいわれています。

甲状腺の機能が低下すると、集中力が低下したり頭の回転が鈍くなったりするので、精神的にも不安になりやすくなる傾向が。

背中を伸ばす事で副交感神経が優位になり、かつ甲状腺も刺激されるこのポーズはリラックス効果も大です。

気持ちをリラックスさせて、日中緊張しているお顔周りも緩ませましょう。

 

  • 仰向けから両手を体の横へ、手のひらは下向きに。
  • そこからゆっくりと両足を上にあげ、腰をうかせて持ち上げる。手は腰へ添える。
  • 伸ばした足を頭の先へと伸ばし、つま先を床へつける。
  • 後ろで手を組み、息を吐きながら膝を伸ばしていく。

首や頭に体重が乗るようにつま先を頭の先の方へできるだけ伸ばします。膝を伸ばすと太ももの裏側も伸びる。

 

(注意)首に負担がかかるので、首を痛めている場合はお休みしましょう。また、膝を伸ばすのがキツイ人は無理をせず、曲がったままでもOK。

 

手も床ではなく、腰にそえたままでも大丈夫です。無理のないように。呼吸が気持ちよく出来るところを優先しましょう。

 

肩立ちのポーズ

全身を逆転させることで血流がよくなり、内臓の機能が上がっていく効果があります。また、のど仏の下に広がる甲状腺は、新陳代謝を活発にするホルモンを分泌ます。

逆転の姿勢で甲状腺を刺激する事により、冷えにくく痩せやすい体になります。

ホルモンバランスが整って、美肌効果がアップし、アンチエイジンが期待できるポーズです。

初心者の方にも比較的入りやすい逆転のポーズですが、首を痛めていたり、高血圧、頭痛、生理中の方は控えるようにしましょう。

 

  • 仰向けから両足をまっすぐそろえる。
  • 両手は体の横、手のひら下向きにセットし、足を天井へと引き上げる。
  • 腰を浮かせて手で支え、足を直立にする。
  • 腰に当てている手を背中へとずらし、肘が開きすぎないように気を付ける。
  • 首は動かさないようにし、つま先とのど元に意識を向けましょう。腕だけで体を支えず、重心を感じてバランスを取るようにしましょう。

鋤のポーズから、肩立ちのポーズへ移行するのがオススメ!

ウサギのポーズ

前屈して頭を床につけるポーズ。血液が頭に集まるので血流がアップします。それによって目の疲れや脳を働かせた疲れ、精神的な疲労が解消します。

疲れが貯まりがちな目の周りや表情筋の緊張が緩むので、表情がよくなり、スリムなフェイスラインが整う美顔へ導いてくれるポーズです。

また頭の重さを床に預けることにより、首や肩の緊張も和らぎます。ストレス解消や、眠気の解消にも効果的です。

 

  • 四つん這いから膝立ちになる。
  • 両手を床に置いて、ゆっくりと頭頂を床に下ろしていく。お尻は真上にひきあげたまま。
  • 両腕を背中の方に伸ばして手を組み、引き上げる。
首に負担のかかるポーズなので、不安のある場合は床に手をついたまま行うか、首を痛めている場合はやめておきましょう。
頭頂を強く床に押し付けすぎないように、体重を乗せすぎないようにしましょう。
上げた腕は気持ちよく伸ばせるところまで上げ、首の後ろ側を伸ばす感覚で。

頭頂のツボ「百会のツボ」を刺激するので頭もすっきりします。

 

魚のポーズ

仰向けで胸を開いて後屈するポーズです。胸を突き上げ頭頂を床につけることで、首周りの筋肉が緩み気持ちよくのびます。

胸を開くことで、閉じがちな胸が開放され呼吸も深く行えるでしょう。胸周りが広がると、首や顔にかけての血流が促されるので、顔色がよくなったりお肌の艶もよくなり、美肌に働きかけてくれるでしょう。

頭頂のつぼ(百会のつぼ)を刺激することで、頭がすっきりします。

 

  • 仰向けの姿勢から、両手を背中の後ろへ入れる。肘まで全部背中の後ろに隠れるようにセット。
  • 息を吐きながら肘で床を押しながら上半身を持ちあげる。
  • 頭頂を床につけてゆっくり呼吸。首を動かさないように気を付けて。

頭が下になり首が不安定になるので、首を痛めている場合はやめておきましょう。

鎖骨(デコルテライン)マッサージ

上記のポーズは、どれも胸周りを開くポーズや、首の後ろを伸ばしたり、喉元の甲状腺を刺激していくポーズです。

時間がない場合は、鎖骨周りを優しくマッサージしてあげるだけでもよいでしょう。

 

胸が閉じると、鎖骨も閉じてしまいます。鎖骨はリンパ液の流れの最終出口と言われており、ここが詰まっていると老廃物がうまく外へ排出できなくなります。

鎖骨周りはいつも緩めておくとリンパの流れもよくなり、血流もよくなり、顔回りが明るくなるので、肌艶がよくなります。

 

右手の親指以外の4本の指を、左の鎖骨の上にあてる。

  1. 鎖骨の上のラインを外側から内側に向かって押していく。5回位。
  2. 鎖骨の外側から内側へ向かって10回ほどさする。
  3. 鎖骨の内側から脇の下のラインへ向かって10回ほどさする。
  4. 反対側も同様に。

最後に

美肌は女性であれば、だれもが願いたいですよね。

是非、ヨガのポーズで体の内側から整えてみましょう。もちろん食事やその他のストレス発散も大事です。上手に活用して、みずみずしい潤った美肌を目指してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。